あおいことり

いつか詩集にするため素敵な詩を綴りたいです

詩『仏さま』

和尚さまが作る 粘土の仏さまは 体のどこかに欠けてるところが必ずある

それが人間くささや人間らしさでもある

だから かわいいんだと思う

完璧な人なんていないでしょう

和尚さまは説法で語る

 

どこか未熟なところがあって当たり前

そういう部分が見えると

その人の人間くささやらしさが見られて

ほっとする

私と同じく人間なんだなって

 

誰かの歌の歌詞に

「すべてのものは よくなるように努力してる

だから恨んではいけない」というフレーズがあったっけ

私もあの人も人間

時々体調が悪くなったり不機嫌になる

それでも一生懸命生きているのは変わらないのかも

劣等感もネガティブも未熟さも含めてひとりの私

それはあの人も同じ

上手くゆるせないけど、誰かにはゆるされてる

上手く愛せないけど、誰かしらは愛してくれてること、思い出した

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