『本音は傷つける?』
本音と建前が上手くできない。
祖母が本音と建前を上手く使い分けている人。
普段とよそゆきの声色人格が変わる。
いわゆる本音と建前が違うのだ。
近所や親戚の方々がやって来て優しくもてなしている。帰ろうとしたら、高く甘い声で『せっかく遠方から来たのに姉さん?まだ帰らないでまあまあ。お茶とお菓子でも食べて行って?』と言う。
間に受けて近所や親戚の方々が長居すると、帰ったあとには祖母は人格声色が低くなって陰口を言う。
姉さんが一転し、オバハンとかバアとか言い出すから、何だか近所と親戚の方々に気の毒になり、それを見て心が傷ついてしまったみたいだ。
私は建前をすると、身体が痒くなるか吐き気がしてしまう。
それで周りと本音で話していたら、失言となり人をどんどん傷つけたみたい。周りから距離置かれるようになった。
家族にも空気読めないとか、単刀直入でカチンと来ると言われた。
正直すぎるのも考えモノかも。
母いわく、
『本音と建前はやはり必要じゃないかな。皆が皆、本音トークしていたら角が立つというか喧嘩ばかりの世の中になる。
あーあなた、皇室の方達見習ったら?言葉をストレートに伝えるのでなくて修飾しながら丁寧に伝えるのは?』
と言う。
確かに皇室の方達は言葉に服着せて小さな可愛い帽子かぶせてハイヒール履かせるくらいに丁寧に話をしてらっしゃるものね。
あんな風に普段から丁寧に話すればよその人の前でも丁寧にお話出来る。周りを傷つけなくて済むかもね。