詩『人間不信の改善策』
若い頃から
減点法式で見る習慣がある
疑いの眼差し
三角の目で睨んでた
正しい事が好き
不正やマナー違反や嘘を
悪い事だと思ってた
自分や他人を内心で批判していた
最近、道行く人にまでイライラして
外出が怖くてメンタルが危なかった
山奥で暮らす他ないと思っていたんだ
若い頃の悪しき習慣でそんな風に人間不信になったんなら、
別のやり方を習慣にして人間を信じるようにすべしと気付いた
『怖くない怖くない
大丈夫大丈夫
あの人も同じ人間
懸命に生きている
いつも頑張ってて偉いよね
お疲れ様
こんにちは』
って心で呟いてみた
人とすれ違う少し前にイライラ感じ始めたら
この言葉をおまじないのように言い聞かせることにしてみた
人を労いの眼差しで見ると
人への感じ方が優しく変わってた
それに何か良いことした感じでワクワクと
ポカポカして気持ち良かった
不思議
これを習慣にして人間を信じられるになろう