詩『詩魂(しこん)』
愛が足りない環境で生まれ育った
素面の時は優しいけど、お酒飲むと時に暴言暴力を振るう父
父に振り回され言動がブレる母
私は私で
40才になっても自立心が無く
自分無し自信無し
親と一緒に暮らした
体も弱くて人が怖かった
自分は何やってもダメで周りの人は正しいと思い込んでた
人に頼って生きていた
すぐ人間関係で嫌になって習い事も
仕事も続かない
社会不適合な自分が恥ずかしかった
ただ最近気付いたよ
私は慢性的な愛の飢餓状態だったからこそ
音楽や詩の中に愛を求めて
そのエネルギーを栄養に
生きてこられたんだって
音楽や詩を楽しむ事で
何度も何度も力を与えてもらえた
音楽や詩がなかったら
孤独に蝕まれてしまい
とっくに死を選んでただろう
もし願いが叶うなら
詩を書く人になりたい
私がかつて辛かった時に詩を読み
力を与えてもらえたように
言葉の偉大な力を知ったからこそ
私にしか書く事の出来ない詩があると思う
病んだり悩んでる時にそっと
寄り添っていられるような詩を
誰かに送るのが夢…