詩『姪のしいちゃん』
しいちゃんが
うまれてきてくれて
20年
おばちゃんは
しいちゃんが
いてくれてつくづく
良かったなあと思う
貴女が赤ちゃんだった頃
甘いミルクの匂いで
抱っこするたび
ハッピーだったんだよ
夜泣きしていたとき
ママの代わりに
おんぶして
歌って
一緒に夜空を指さした
お星さんキラキラ綺麗だね
話かけていたら
いつの間にか
全身を預けて眠っていたの
その重さが愛しかったよ
忙しい親に代わって
一緒に自転車乗れるまで
練習に付き合えたことも
嬉しかった
怖い〜とすくんでた4歳頃の貴女
大丈夫大丈夫みんな最初からは乗れへん
じつはみんな怖かったんよ
いっぱい練習して乗れるようになるんよ
あきらめないで頑張ろうって
応援して
本当に乗れた時は
しいちゃんと一緒に
ヤッターって喜んでた
私自身たくさん周りから
優しさを与えてもらえていたんだ
だからしいちゃんと一緒にいると
過去の記憶から
泉のように溢れてきた
優しさを与えたくなるんだって
気づけたよ
しいちゃん大好きだよ
そしてありがとうね