2021-02-10 詩『開花』 詩 神社の片隅に 梅の木が植っている 二月の冷えた空色の下 濃いピンクがね か細い焦茶色の指先で 頑張って燃えていたの それなのに ビュービュー風が強い どうか風さん そんなに闇雲に吹かないで 大事に灯した火が消えそうだよ