あおいことり

いつか詩集にするため素敵な詩を綴りたいです

詩『苺大福』

苺大福を買った

城山に行ったとき

ある和菓子屋の前を通り

苺大福という言葉を目にしたのだ

苺の季節限定なので今しか買えない

今が買い時don't miss it見逃すな

そう思い店に入ったものの

一個302円…!

ン、少々高めの値段設定に一瞬怯む

しかし季節限定品だし

苺大福がどうしても食べたいな

思い切って買ってみた

家に帰って苺大福を食べようとする

緑茶🍵を淹れ

苺大福の包装を開く

少し鞄の中で押されて凹んでるけど

なんか白くて可愛い😍💕

ちょっと失礼します🤏

なんと!赤ちゃんのように柔らかい

あーすぐに食べるのもったいない

しばし眺めてふわふわの感触を愉しむ

指でつまむと片栗粉がパラパラ落ちた

一個302円かあ、どんなお味かしら?

ドキドキする

口に入れて一口かじる

餅と餡のほのかな甘さ

餡は薄い灰色してた

小豆の皮を丁寧に取り除き中の豆の部分を餡にしてあるそうだ

手間暇かけてあるのだ

中から紅い苺が見えた

丸っこくてツヤツヤしてる

さくらんぼ苺という品種を使っているそうだ

へー初めて食べる品種だな

どんな味かなあ?

もう一口かじると

苺の甘酸っぱい香りが漂ってきた

口の中には餅と餡と苺の風味

柔らかさと甘さと爽やかな酸味と香りが複雑にミックスされて幸せ

こんな美味しい苺大福🍓初めて食べた

後味も甘さがしつこ過ぎずに上品に残り爽やかな苺の酸味と香りがしばらくしていた

ちょっと高かったけど値段相応の価値あるなあ

そう思った

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