あおいことり

いつか詩集にするため素敵な詩を綴りたいです

詩『なかよしサン』

家族と喧嘩した

私は負けじと大きな声で

眉間に皺を寄せて

肩をいからせ

怒った

フウチャンが

鈴を鳴らし

ジャンプしながら

どこかへ去った

お母さんが

『あーあ、かわいそうに

フウチャンいけるで?

ちょっとアンタがガーガー

怒鳴ったけんフウチャン

玄関でオシッコもらしたよ

怖かったなあ、ヨシヨシ』

私は時々怒りで周りを

怖がらせていたみたい

姪には怒った顔が般若のお面みたいって

言われた

フウチャンに謝った

フウチャンはイカ耳で

上目遣いをしてじっとみてきた

『あー、怖かった。

フウチャンは

みんな仲良しさんがいい。』

純粋でキラキラの目が

語っているようにみえた

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