詩『雨には負けよう風にも負けよう』

もしも我が愛猫が宮沢賢治なら

こんな詩を読むんじゃない？

吾輩は猫じゃ

雨には負けよう

風にも負けよう

冬にも

夏の熱さにも

負けよう

そもそも僕は

争い自体好まない

逃げるが勝ちとも

言うでしょ

目くそ鼻くそ

おあいこニャ

自分を大切に

陽だまりと

自由を愛し

平常時も

緊急時も

ひょうひょうと

あらゆるものと

自分を比べず

そもそも

興味ある事しか

見ず聞かず

限りある命を

無駄に悩むより

貴重な時間を

大好きな仲間や

大好きな事をして

費やしたいニャ

一日中ゴロゴロ

リラックスして

ヨガと瞑想する

美味しいニャン詰め（猫缶）と

時々ネズミのおもちゃと

ドタバタ追いかけっこして

運動会ニャ

嫌われようが

好かれようが

構わないニャ

ワガママ気まま

僕は僕らしく

ありたいニャ