あおいことり

いつか詩集にするため素敵な詩を綴りたいです

自分探し④

私が怖い時は相手も怖い。

小学生の頃、犬が吠えるから怖いと言うと、同級生の子に『それはあなたが怖がって緊張するからよ?緊張しているのが犬にも伝わるから、吠えられるん。もっと普通にすれば犬と仲良くなれると思う。それは犬だけ違う。人ともおんなじ。』

ああ、そう言えば、犬同様に当時、私は同級生の男子も怖かった。話したくなくて避けてたら、からかわれたりいじられるようになって、益々男子が苦手になってたっけ。

 

未だに人間不信気味で、人と話すとき緊張してしまう。変に嫌われたくなくて、ヘラヘラ作り笑いしたり、気を使い過ぎてお節介焼いたりして、結局のところ変に避けられてしまう。あと、いじられたりからかわれやすい。

それってどこか自分が先に緊張しているから、向こうには不自然に映るのかも。

犬も人も、相手の気持ちを察して反応を決めるところは似てるかも。

f:id:aoihane:20210803221853j:image

詩『ホ!ケ!キョ?』

公園で桜をみていたら

ウグイスが鳴いていた

姿が見えないけれど

こちらも負けじと口笛で

声のする方面へと

『ホケキョ!』と吹いたら

ウグイスが張り切って

『ホー、ホケキ、キョ♪』

と鳴き返してくれた

どう?僕の方が上手いでしょ?

本当だ

あんまり綺麗に鳴くので

悔しさもなく脱帽して

面白かったのです

 

 

詩『桜いろ』

一週間前に公園に行くと

桜🌸の木に数えきれない位

小さな桜の赤ちゃんをみた

まだまだ寝てるなあ

いつ会えるかなあ

まだまだ2週間はかかると

思っていた

また元気に会おうねと呟いて

帰った

 

四日後に公園に行くと

桜の赤ちゃんが

五つくらいが起きていた

ビックリして

あれー?!

と叫んでた

若ウグイスが近くで

ホケキョと鳴いていた

 

懸命になって皆生きてる!

声にならない嬉しさを

バンザイ🙌して表して

桜にハイタッチしてみた

 

詩『おから天国』

生おからが手に入った

卯の花を作った

まだ余ってるので

ツナマヨと塩コショウして

塩茹でのブロッコリーを合わせ

ポテトサラダ風にした

まだ三分の一余ってる

残りはどうしようか

おからと卵でおやきにしよう

おからコロッケも良いな

ああ頭の中がおからでいっぱい

いろんなメニューを作ろうっと…♫

f:id:aoihane:20210319013039j:image

 

 

詩『四つ葉のブローチ』

百円ショップでUVレジン液と

アクセサリーパーツを購入

 

押し花にして保存していた

四つ葉のクローバーを

パーツに貼り

上からレジンで

閉じ込めてみた

 

太陽光で半時間乾燥させたら

ブローチが完成

 

たかが百円

されど百円

自己満足かもしれないけど

わりと可愛い気がして

楽しかった

f:id:aoihane:20210318100544j:image

 

詩『壊れたプログラム』

悪夢を見た

また前の会社の人との

やり取りが蘇って

脳内で自動再生

しつこい残像に

うなされ目覚めは最悪

起床後も私は傷ついて

悲しみの波にさらわれては

忘却したいと願っていた

しかし

なぜ忘れられないのだろう?

向こうは私のことなんて

とうに忘れて普通に生活

しているに違いないのに…

脳内に壊れたプログラムが

存在してるみたい

自動再生されて悲しみの

リフレインを繰り返す

まあいいか

負け犬の遠吠えでもなんでも

何も無いよりはまだはるかにマシ

私にとっては

無視が一番こたえるから

無いよりは有るだけマシ

そうなりゃ悪夢も寂しくなくて

視聴が楽しくなるね

f:id:aoihane:20210317050326j:image

 

詩『愛着』

あぶら粘土を一かけを片手でむしり取る

冷んやり柔らかい感触が心地良い

まん丸にしようと思い付き

手の中に包み転がす

腰があり意のままの形にならず

いびつな丸になってしまった

見慣れてくると

ダンゴ虫に似ていて

愛嬌がある様にも思えた

しばらくこのまま

壊さずに置いとこう

f:id:aoihane:20210316144308j:image