詩『ファンタジー』
木の下でブランコが揺れます
一本の大木があり不思議なことに
りんごやぶどうやさくらんぼや桃やバナナなど
たくさんの実がなっていました
カラフルな果物をかじろうと
鳥たちが集まってきます
食べたあとはうたた寝をして
羽を休める姿を見られます
イブにアダムが笑いました
「やあイブ
今日は家事も畑も休んで
ここで一日中ぼんやりしよう?」
アダムにイブが言います
『いいわね
二人とも働き詰めだったものね
たまには頑張らないを頑張ってみよう』
二人ともその日は一日
朝からブランコに乗ったり
お腹が空けば果物を食べて
眠たくなると木の影で昼寝して
過ごしました
(おや良く寝てる
素敵な明日を夢みて笑ってるみたい
おやすみなさい)
木はただ二人が眠る姿を
じっとして静かに見ていました