映画の感想「ミッドナイトスワン」
LGBTの人の理解されない辛さが描かれていた。
なぎさ(草なぎ君)は、体は男で心が女という複雑な性を抱えていた。
自分らしく生きたいけど、世間の風当たりは冷たい。
劇中では、なぎさが
「なんで私ばかりこんな目に合うのー。
なんで私ばかり。ひどい…。」
と泣いてしまう場面があった。
私自身なぎさとはまたタイプが違うけど、障害者だと分かった時、明らかに感じる世間が作る壁に戸惑った。
障害があると告げると、親しい知人から年賀状来なくなったり、イベント事に誘われなくなったり。
まだまだ差別偏見あるんだなあと泣いた事もある。だから、なぎさの泣く気持ちが痛いほど伝わってきた。
どんな人もみんなそれぞれの立場で一生懸命生きているんだって事、忙しいと忘れちゃうのよね。
多種多様なものをみて偏見差別すると、誰かは泣いてる。一個性としてお互いに尊重し合えれば、映画のなぎさも泣かなくて済んだよね。
いろんなタイプの人が幸せでありますように。